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2016年07月14日

ミュージカル「シンデレラ」の出来るまで 裏話①演目決定について

ミュージカル「シンデレラ」の出来るまでの裏話を書こうと思います。
(長文のうんちくなので、興味ある方のみどうぞ)

今回で4回目となるミュージカル
1年目は「サウンド・オブ・ミュージック」(県立博物館美術館の講堂)、2年目は「ジェリクルキャッツ(CATS)」(てだこ小ホール)、そして去年が「メリー・ポピンズ」(パレット市民劇場)でした。

すべてブロードウェイミュージカル子どもが出来る小規模にアレンジして行っていますが、毎回「何をしようかなはてな」と悩んでいろんな楽譜を買い集め、最終的には楽曲が充実しているかどうかで決めています。

今回のシンデレラも国内版の楽譜では、児童合唱団用に脚本まで出来上がったものがあり、購入して検討もしたのですが、どうもミュージカルとしては盛り上がりや華やかさが無く地味ガ-ン
しかも曲と曲をつなぐものはなく、1曲ごとに独立した形で、前の曲からつながっているものは、まったくありませんでしたがーん

これではミュージカルというよりは、合唱組曲という感じで、小さい子どもがやるとどうしても学芸会風になってしまうと考え、一度は別の演目考えたのですが、ブロードウェイ版シンデレラのCD(輸入盤)を聴くと私が知っている曲はありませんでしたが、全体的に楽しい曲が多く、聴けば聴くほど味が出てくる曲ばかりハート
そして大事な楽譜(スコア)があるのかどうか、海外のサイトを探しまくって、ついにピアノ譜ですが全曲を見つけダウンロード(全部で311ページ)出来たので「よし!これだ!!」という感じで決まりました音符オレンジ

それが去年の11月
そこからシンデレラのCDは車の移動中や自宅で常に聴いていて、具体的にどう物語を展開させていくか、どの曲を演奏すべきかを考えていましたおすまし

そして参考になる動画があるか、You Tubeで検索してみるとモー娘と宝塚が共演している「シンデレラ」あるではありませんか!?

ラッキーこのまま真似ていけるラブ」と安易に考えて見てみると
輸入盤CDとはなぜか華やかさが違う。歌われている曲さえもだいぶ違う。
どうして…?同じリチャード・ロジャース&オスカーハマースタインのシンデレラなのに…?

AmazonでDVDもあったので早速購入し全部見ても、最後はマイナー短調)の曲で閉めていて、私が思う曲全体仕上がりや演出とは違っていました。恐らくキャストの音域的に合わない曲は省いたのでしょうね。
でも結果的に参考になったのは事実で、日本語歌詞も23曲中7曲は若干変えてますが、使わせていただきました。

そして年末から1月かけては前半のメインとなる「舞踏会だぞ/The Prince is Giving a Ball」と「プロローグ/Prologue」の歌詞の翻訳。翻訳と言っても音符を歌詞に載せるのでかなりの意訳ですが。これもモー娘の「舞踏会だぞ」とは楽曲自体全然違いました。

このシンデレラの楽曲が最初に発表されたのはテレビの連ドラだったそうですので、ブロードウェイ版も最初上演された楽曲からかなり手を入れて変えられたんですね。

合唱団の練習はこの2曲音取り(譜読み)からスタートしました。

長くなったので、続きは今度(^^♪

モー娘 ジャケット





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Posted by にしやまけいこ at 19:32│Comments(0)つぶやき
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